バリアフリー旅行(車椅子で旅行に行きたい)、介護タクシーツアー、入浴介助付温泉旅行|アイヴィーインターナショナル

ヘルパーと行く英国の旅

2013-08-06

7月19日から27日の北アイルランドとリバプール、ロンドンの旅は、電動車いすのお客様と弊社添乗員兼ヘルパーとの2人旅でした。今回の旅は、「積年の夢を叶えたい!」という熱い思いをお持ちのお客様からご依頼をいただいたオーダーメイドの旅行でしたが、その思いとは、

 ・北アイルランド出身のアーティスト、Van Morrison 氏のDinner Showに行く!
 (Van Morrison shiha 氏は、マスコミ露出が少なく、飛行機嫌いで国外へ出ることが少ないアーティストで、日本の音楽ファンの間では「来日していない最後の大物」と呼ばれることもあるそうです。)

 ・ビートルズゆかりの地を巡る!

「日本に来てくれないのならば、こちらから行ってやる!」との熱い思いで、北アイルランド行きを熱望されていたのですが、大手旅行会社数社に問い合わせをして断られてしまい、諦めかけていたところ、知人の方の協力もあって弊社ホームページにたどり着き、今年の2月にお問い合わせくださったのが始まりでした。それからは、いろいろと確認とご相談をさせていただきながら旅創りが始まりました。電動車いすですと、自走車椅子以上に確認と配慮することが多くなります。また、お客様のお身体の状態に合わせた配慮も必要になってきます。そういう点を含め、いろいろなことひとうひとつクリアして創り上げていった旅でした。

出発日の成田空港では、こちらまで嬉しくなってしまいそうなお客様の笑顔がとても印象的でしたね。飛行機は、フライト時間が長いこととお身体のことを考慮し、少しでも負担がかからないようにと、往復、フルフラットシートのビジネスクラス席にて予約いたしました。

 いざ、ロンドンへ  ビジネスクラスシート  空港スタッフ

ベルファストでのディナーショーには、日本を代表して紋付き袴の正装で臨まれました。気合がはいってますね!ちなみにご本人様のベストショットはこちらのレッドカーペットでのショットだそうですよ。

 町を散策に行ってきます  ザ・ベストショット! タクシーに乗車中

そして、ビートルズの楽曲にもあるストロベリー・フィールズでは、感激のあまり号泣してしまいました。他にも色々と訪れましたが、一部をご紹介します。

 ビートルズストーリー(博物館)  ストロベリー・フィールズ ペニー・レーン 
ビートルズゆかりのパブ  マシューストリートにて  ライブ

今回の旅で、「夢がかたちになった」と思っていただけていたら、本当にうれしく思います。

帰国後、お客様から感謝のお言葉をいただきました。旅行会社としてこんなにうれしいことはありません。また、「大手旅行会社に断られた傷心の障碍者に私のように夢を叶えて上げる手助けになるのなら今回の旅行の写真、感想文何でもそちらのHPに公開されてかまいません」とのお言葉もいただきました。

 旅をあきらめずに、夢をかたちにしていきましょう。 ぜひ、お気軽にお問い合わせください。